伊豆大島の特産品 椿油について
ゲストの方々に伊豆大島の自然をより近くに感じて頂きたく、マシオ敷地内にて「森の広場」の空間がございます。大島桜を40本にブルーベリーやハーブ類、季節の草花などがございます。緑を楽しみ・花を楽しみ・食を楽しみが基本な考えがあるからです。
椿油の製法
ヤブ椿の実から抽出されるのが、この大島純粋三原椿油。大正時代からつづく当製油所では、その伝統的な製法を守り、ほどほどの圧力で良質な部分を搾り取り、ゆっくりとやさしく濾過することにより、純度100%の天然な椿油ができます。
椿油の成分の約86%は「オレイン酸」という脂肪酸です。「オレイン酸」は、私たちの健康な皮膚から分泌される脂肪分と極めて似た性質を持っていま す。「三原椿油」はこの「オレイン酸」、また不乾性という性質とあわせ酸化しにくく化粧用油として使用するのに最適な植物油といえます。日本では平安時代 から女性の黒髪を守る油として親しまれて愛用されてきました。
1.「ヤブ椿」の実をよく乾燥させた後、1粒1粒丁寧に選別します。 2.粉砕機で粉末状に細かく砕きます。 3.桶に入れて高圧の蒸気で5分間程蒸します。 4.蒸し上がったらナイロン製の布で包み「玉締め式」圧搾機で1時間程 圧力を加え油を搾ります。 5.搾られた油は一晩静かに置き、不純物の沈殿を待ちます。 6.翌日、紙のフィルター/綿製の0.5ミクロンのフィルター/ 活性炭フィルターなどの順で静かにゆっくりと濾過をして製品にします。
「三原椿油」の搾油法は、古典的な大変手間のかかる方式ですがより純粋で、より上質な椿油を作る為には最適な伝統製法です。
ここで行なわれているのは「蒸し」の作業。椿の実を殻、甘皮ごと粉砕したものを蓋無しで蒸して、ある程度水分を飛ばしてしまいます。蒸らしの時間は5分程度。樽の素材は杉。写真の樽は20年もの。他に桜が使われることもあるそうです。ステンレス樽は手入れが楽ではあるけれど、 下から吹き上げる蒸気がステンレスの壁に当たってすぐに水になるためダメだそうです。蒸している間、作業場は香ばしい美味しそうな香りでいっぱいに。
椿油の使い方
お肌の乾燥が気になる方・日焼け後のお手入れに
お風呂上がりや洗顔後、お使いの化粧水の後に、顔やボディにマッサージしながら擦り込んでください。お肌の保湿効果が高くなります。
オイルパックとして
入浴時の洗顔後、椿油をお顔に伸ばし湯気で自然にスチームしてください。 手や足にも、ハンドクリームの代わりとしてお使いになれます。また、お子様のベビーオイルとしても安心してお使いになれます。
椿オイルトリートメントのリラクゼーション
伊豆大島特産の椿オイルを贅沢に使った頭皮から手足までの全身のマッサージ。オステオパシーという自然治癒力療法を取入れています。リラクゼーショ ンとは違い指圧の様な力強さがあり、コリ解消にも効果がります。マシオのリラクゼーションにて使用される椿油は、こだわりのナチュラルオイルを使用してお ります。